バーベキューが楽しかったころ。

猫の手舎では1年365日毎日、

金子みすゞさんの詩を

鈴木澪のイラストとともに発表しています。

今日のみすゞさんの詩は「瀬戸の雨」です。

ぜひ、みすゞさんの詩を読んでみて下さい。

鈴木澪と一部作曲家・大西進先生のコメントも読んでくださいね。

皆さまのコメントお待ちしています。

 

本日のみすゞさんの詩とイラストはこちらです。

今日の猫の手舎物語はこちらから↓

新しいマンションには広い庭があって、初めの内は良くバーベキューなどをして、みんなでよく遊んだし、そして良く仕事もした。

みお母さんは、その頃からイラストを描いて時々個展もしたりしていた。

当時はみんな景気が良くて、イラストも結構売れたし、他の人の絵も高くても購入したりしていた。

みお母さんは原宿などで二人展三人展や、地元近辺で個展などを繰り返していった。

かづを父さんは主に広告デザイン関連の仕事をして、インターネットの勉強もやることにした。

ホームページ制作も多少はできるようになって、ネットで仕事ができればと考えたが、現代のようにネットビジネスは盛んではなかったし、もちろんYouTubeなどもなかった。参考書もあまりなかったのでその当時はみな苦労していた。

そんな中、ある日真っ黒な猫が我が家の猫の通用口(いつでも猫が出入りできるドア)を出入りしていることに気が付いた。

その猫は真っ黒で、人にはまるでなついてはいない、怖そうな顔をした猫だった。

「いつから我が家にやって来ているのだろうか?」

ピースを始め、他の猫たちはあまり気にしていなかった。

 

明日へ続く!また明日も見て下さい。

(猫の手舎)