猫の手舎では1年365日毎日、
金子みすゞさんの詩を
鈴木澪のイラストとともに発表しています。
今日のみすゞさんの詩は「木の葉のボート」です。
ぜひ、みすゞさんの詩を読んでみて下さい。
鈴木澪と一部作曲家・大西進先生のコメントも読んでくださいね。
皆さまのコメントお待ちしています。
猫の手舎は今日も日が昇り、一日がはじまっています。
あの時も、やはりそう、仕事に介護に明け暮れていました。
そして、クマは相変わらず毎日マンションに訪れては怖そうな顔をしてエサを食べ、水を飲み、他の猫たちとは遊びもしないで、もくもくと生きていました。
仲間と上手く付き合うことが出来ず自分の人生をただひたすら孤独を抱きながら暮らしている、という人もいますが、クマは正にそんな生き方を選んでいました。
今までで初めは人に慣れなくても、いつか人に慣れて野良を廃業するという猫もたくさんいました。でもクマは違っていました。
こうも人間不信の状態が続いていては我々も手の打ちようがありません。でも、クマにとってこの家はオアシスであったことは間違いないことでした。しかし、夜間はどこで過ごしていたのかは分かりませんでした。
今は、人間さえもホームレスがたくさんいる中で、毎日食べ物と昼寝用のベッドが用意されている場所を見てけられたのは幸運であったことでしょう。
しかし、床の赤い血の跡が少しずつ多くなって行きました。
明日へ続く!また明日も見て下さい。
猫の手舎
コメントをお書きください