猫の手舎物語7月8日号

猫の手舎では1年365日毎日、

金子みすゞさんの詩を

鈴木澪のイラストとともに発表しています。

今日のみすゞさんの詩は「七月の笹」です。

ぜひ、みすゞさんの詩を読んでみて下さい。

鈴木澪と一部作曲家・大西進先生のコメントも読んでくださいね。

皆さまのコメントお待ちしています。

猫の手舎の配信映像になります。

↓よろしかったらどうぞ!

 

みんなちがってみんないい(金子みすゞと大西進)

 

本日のみすゞさんの詩とイラストはこちらです。

 

本日は7月8日、東京地方は強い風が吹き、いつ雨が降って来るか分からないような天気だったけど、買い物と久しぶりに図書館へ行き、本を二冊借りてきました。

 

今日の猫の手舎物語はこちらから↓

黒ずきんちゃんの家には、あのおばあさんは留守で遠くの国へ行っているようだった。だから僕は黒ずきんちゃんとゆっくりと一晩中おしゃべりをすることができた。

黒ずきんちゃんはチョコレートが好きで、それと一緒に紅茶を飲むことが好きなんだ。そう言えばかづを父さんも同じなんだ。

黒ずきんちゃんが今一番楽しいと思うことは何なのか聞いてみた。

そしたら、それは森の中に住む精たちと歌を歌ったり、花をたくさん咲かせてみたりすることらしい。

リスとかウサギとか蝶や鳥とも仲良しだし、花や草、樹木もみんな話し相手になってくれて退屈なんかはしないそうだ。

夜は夜で虫が鳴いていたり、月や星はそれはそれはきれいに輝いて人間社会のそれとは大違いなんだ。すべてが美しいもばかりで心が洗われていくようなんだ。

人間世界は薄汚れて汚らしくなっていく一方で、地球も人間の欲や権力によってますます破壊が進んできているという現実を見ると本当に悲しくなってくるよね。

 

今日もお読み頂きありがとうございました。

この続きはまた明日です。よろしくお楽しみに。

猫の手舎