今日もみすゞさんのページに
来ていただきありがとうございました。
猫の手舎では一年365日、
毎日みすゞさんの詩と鈴木澪のイラストを
紹介させていただいています。
「きょうのみすゞさんの詩は・・・」
「ぬかるみ」です。
この裏まちの
ぬかるみに、
青いお空が
ありました。
とほく、とほく、
うつくしく、
澄んだお空が
ありました。
(ぬかるみ:金子みすゞ)
『金子みすゞ全集』
（JULA出版局）より
みんなにきらわれる
「ぬかるみ」なのに、
その水面に映っていた空は、
青く美しいものでした。
どんなに嫌われものでも、
見方によってはステキなものとなるんですね。
表面だけで判断せずに、
その中をそっと覗くと、
そこには美しいものが
見えてくるのですね。
鈴木 澪
※大西 進先生は、みすゞさんの詩のすべてに作曲された音楽家です。
私、鈴木 澪は先生にみすゞさんの歌を歌うコーラス部に参加し、大西先生に指導をうけました。
そして、先生の影響でみすゞさんの詩にイラストを描くことを始めました。
みすゞさんの詩画集も作っています。
金子みすゞ詩画集（鈴木澪イラスト）
おのおの16点の詩とイラストを掲載しています。
また明日もぜひ遊びに来てくださいね！
お待ちしています。猫の手舎